第8小委員会:バッファーゾーン
設立趣意
世界遺産の登録に際しては、資産本体に隣接する一定の地域を緩衝地帯(バッファゾーン)とすることが求められる。このバッファゾーンの保全について、我が国の世界遺産に関し法制度、設定の在り方、実際の運用などについてより良い仕組み、考え方を議論し、適切な施策実現をめざす小委員会である。平成28年 7月には第8小委員会として「日本の世界遺産の保護施策の充実のために ~バッファゾーンをめぐって~ (予備的提言)」を発表した。さらに、開発行為等に際して詳細な遺産影響評価(HIA)が求められることが増加しているなど、世界遺産等に関わる国内外の動向を見極めつつ、これに対応する適切な関連制度の確立をめざして、議論を深めていきたい。
委員
主査:崎谷康文
副査:森 朋子
委員:苅谷勇雅、益田兼房、西 和彦、鈴木地平
年次活動
研究会
刊行物