日本イコモス第14小委員会
- リビング・ヘリテージとしての20世紀建築の保存・継承に関する課題検討 -
京都会館再整備計画に関する検討
京都市において進められている京都会館再整備事業について、20世紀建築に関する国際学術委員会ISC20Cより、京都市長充てに意見書が送付されました。そのなかで、20世紀の日本における最も重要な建築家のひとりである前川國男の代表作品の一つとして京都会館の文化財としての重要性を位置付けたうえで、現在、京都市が再整備計画に示す建て替えは、文化財としての価値に対して「取り返しのつかない害を及ぼし、美と調和を破壊する」として危機遺産警告を発令する可能性が示唆されました。また、この件に関し日本イコモス国内委員会には各方面から様々な御意見、情報が寄せられました。 こうした状況を受けイコモス国内委員会として、第14小委員会を設置し、対応をとっています。
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日本イコモス国内委員会の見解(2012年9月10日付)
Statement of Intent and a List of Concern by Japan ICOMOS(September 10, 2012) - 日本イコモス国内委員会の見解に対する京都市のコメント(2012年9月11日受領)
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日本イコモス国内委員会第14小委員会による質問状(2012年9月26日付)
A List of Questions by Japan ICOMOS 14th Subcommittee(September 26, 2012) -
第14小委員会質問状に対する京都市の回答(2012年10月9日付)
A Respopnse from Kyoto City to the Questions(October 9, 2012) - 日本イコモス国内委員会によるISC20C委員長へのレター(2012年10月13日付・英文のみ)
- 参考:ISC20Cによる意見書(2012年8月13日付)
- 参考:ISC20Cによる意見書に対する京都市送付文(2012年9月7日付・京都市ホームページに移動)