組織


組織


国際イコモスの本部はパリにおかれ、会長(1)、副会長(5)、事務局長(1)、財務局長(1)からなる本部執行部Bureauがあります。運営は下記の組織が行います。日本イコモスからは、2017年〜河野俊行が会長として選出されています。 会員が収める会費がICOMOSの運営経費です。また、文化遺産保護の寄付金・補助金・調査研究費用等も財源となります。

総会 General Assembly
3年毎に、10000余名の世界中のICOMOS会員は、総会並びに同時に開催される国際シンポジウムヘの参加を要請されます。総会では、各国内委員会の会員数によって投票権をもち、執行部(8名)と執行委員会メンバー(12名)を選出します。

執行委員会 Board
本部では、執行部に加え、総会で選出された執行委員(Members of the Executive Committee, 最大12名)と協力委員(Co-opted Members, 最大5名)が、執行委員会を組織し、ICMOSの日常的活動を支えています。日本イコモスからは、委員長が参加しています。
現在の執行部と執行委員会の構成は、委員長President (1)、事務局長Secretary General (1)、財務部長Treasurer General (1)、副委員長Vice Presidents (5)、執行委員Members of the Executive Committee (11)、協力委員Co-opted Members (5)、名誉委員長Honorary Presidents (2) の計26名です。

諮問委員会 Advisory Committee
国内委員会及び国際学術委員会(ISC)委員長は、ICOMOSのプログラム運営について審議するため、年1回諮問委員会を開きます。日本イコモスからは、2011年~2017年まで河野俊行が執行委員として選出されました。

委員会 Scientific Council


本部事務局 Secretariat
事務局及び付属ドキュメンテーションセンターは、事務局長の指揮のもとに、専属の事務局スタッフによって運営されています。
国際学術委員会 International Scientific Committees
ICOMOSの活動として、2017年5月現在、文化遺産保存に関する28分野ごとの国際学術委員会があります。ICOMOS会員は28の国際学術委員会(ISC)を通じて、専門分野ごとにも活動しています。詳細は「ICOMOS本部」および「国際学術委員会」をご覧下さい。

国内委員会 National Committees
当初、世界25ヶ国からの参加によって結成されたイコモスは、2017年5月現在では110カ国以上の参加国を数え、国内委員会が各国で組織され、文化遺産保存分野の第一線の専門家や専門団体が様々な活動しています。国内の文化遺産保存技術を高め、様々な情報を収集・交換し、後継者への技術的訓練を行う一方、各国の委員会と協力して、世界文化遺産の保護のための国際協力活動を担っています。



会員


 会員が収める会費がイコモスの運営経費です。また、文化遺産保護の寄付金・補助金・調査研究費用なども、イコモス財源となります。
会員には、以下の種類があります。

個人会員: 文化遺産の保存等に関する専門家

団体会員: 文化遺産の保存にたずさわっている団体や、それらを所有あるいは管理している団体

維持会員: イコモスの目的や活動に賛同し、国際協力を通じて文化遺産の保存に貢献しようとする個人や団体

名誉会員: イコモス総会で特別に承認された個人




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