文化的景観国内学術委員会
設立趣意
文化的景観とは、人間と自然との相互作用によって生み出された景観です。自然と人為の関係の中で歴史的に形成されてきた文化を表出しているものであり、庭園、公園をはじめ、人々の生活・生業と結びついて形成されてきた田園、棚田、集落、茶畑等、及び宗教、芸術と自然環境の深い結びつきにより形成されてきた聖地等が世界遺産として登録されています。文化的景観国内学術委員会は、これらの景観の維持・継承に向けた調査研究、及び保全活動を行うことを目的といたします。合わせてInternational Scientific Committee on Cultural Landscapes (ISCCL)のメンバーとして、世界の文化的景観の保全活動を展開いたします。
委員
主査:石川幹子
副査:本中眞、大野渉
委員:益田兼房、三宅理一、粟野隆
年次活動
研究会
2022/8/28開催 「神宮外苑の再開発と文化的資産について」
日時
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8月28日(日)15:30~17:30 |
開催方法
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Zoomミーティング/ライブストリーミング配信 |
ブログラム |
15:30-15:35 趣旨説明:田原幸夫 氏(日本イコモス国内委員会 研究会担当理事)
15:35-15:45 経過説明:岡田保良 氏(日本イコモス国内委員会 委員長)
<文化的資産としての神宮外苑>
15:45-16:10 報告1:「近代都市計画の曙と明治神宮内苑・外苑・連絡道路――近代都市美と風景式庭園」 石川幹子 氏(日本イコモス文化的景観小委員会主査)
16:10-16:25 報告2:「神宮外苑の建築意匠」 三宅理一 氏(ICOMOS IcoFort 日本代表)
16:25-16:40 報告3:「人命を守ってきた神宮外苑――関東大震災~現代」 益田兼房 氏
16:40-16:55 事例紹介:「大都市における文化的景観としての世界遺産」 大野渉 氏 (ICOMOS ISCCL 日本代表)
<質疑応答及び会場との意見交換>
16:55-17:25 司会:三宅理一 氏(ICOMOS IcoFort 日本代表)
<閉会>
17:25-17:30 閉会挨拶:矢野和之 氏(日本イコモス国内委員会 事務局長)
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刊行物
提言・意見書・コメント等